まだ、、終わってないの?

時計の針が止まったらどんなに助かることか。。と思ったコト。皆さんあるでしょう?

例えば、仕事の締め切りが迫っているのに全然終わっていない時とか

例えば、彼氏、彼女との待ち合わせ時間に遅刻しそうになった時とか

例えば、電車の中で目の前にごっつい素敵な女性がいたとしたら

あぁ!時よ!止まれ!と願っても、、、時は無情にも過ぎていく

チク タク チク タク

百年 いつも動いていた ご自慢の時計さ〜

チク タク チク タク

おおきなのっぽの古時計 おじいさんの時計〜

チク タク チク タク

いまは もう動かない  その時計〜

。。。って懐メロ思い出してる場合じゃないんだ!本当はブログ書いてる場合でもないんだ!

中国は成都で開かれる展示会へのフライトまで10時間を切った

展示会が間近に迫ってるのに描き終えてない作品があるとピリピリするのは、古今東西アーティストあるあるであるが、今回の場合、僕は全部終わっちゃっててアリスが終わっていない

僕はヒマヒマ。。アリスはピリピリ。。

これはやゔぁいパターンではないか!

アテンション!アテンション!ビー!ビー!

古今東西、真に恐ろしい生物は女である

それはお岩さんを見れば分かるであろう

女が一番に恐ろしさを発揮するタイミングは二つあると言われている。お月様を目前に控えた時期か、やることありすぎて余裕ない時である

もしくは、女性が余裕ないのに相手がボケーっとしている時、、僕だよ、僕!ビー!ビー!

昨日も今日も僕が出先から帰ってくるとアトリエで制作に没頭しているアリスがいる

僕はといえば

煙草吸ったり

珈琲飲んだり

ぼぅっと。。 してみたり。。

20170417_143940

ぼぅっと。。

ビー!ビー!アテンション!アテンション!僕も何かしなくてハ!

そうだ!アリスの事を書いてあげよう!かくかくしかじか書いてみよう!

チク タク チク タク

何でも知ってる古時計〜 おじいさんの時計〜

きれいな花嫁やってきた その日も動いていた〜

チク タク チク タク 時計の針を巻き戻す〜

出会った時はアリスは絵を描いていなかったんだ。いや、正確には幼少の頃より絵を描いていたようだが、色々と複雑な家庭環境もあり絵に没頭することが許されなかったようだ

それからは洋服関係の仕事に勤めて、朝早くから明け方まで働くようなワーカホリックを地でいくような女性だった。自分の本当にやりたかった事が出来なかった悔しさを仕事にぶつけるように働いていたようだ

時間がないので会社行くのも帰宅するのもオールタクシー

飯作る時間もないので朝ごはんも晩御飯もオール外食三昧

究極の負けず嫌いでディベート能力が異様に高いアリスは会社の社長ともよく討論してた

端から見てたらリアルファイトにしか見えないんですがね

ある日、社長に呼び出された。アリスの事でなぜか僕が呼び出された

『あれ。やばくな~い?』

『ほっとけばいいんですよ』

『。。。答えになってなくな~い?』

とにもかくもアリスと討論して言い負かせるのはミッション・インポッシブルなのである

僕はトム・クルーズではないので、出会ってすぐに諦めた

なだめすかしたり、流したり、あの手この手で対抗しているのが現状である

 

僕はアリスと出会って、一つの現実を知った

 

それぞれの国民には強みと弱みが等しく存在するという現実である

例えば日本代表が『自分たちのサッカーを!』とスローガンをぶち上げて、W杯で毎回毎回玉砕するじゃない?しかしだね、日本代表が戦う相手となる世界の強豪と呼ばれる国は、サッカーが文化として根付いている国がほとんどなのだ。悲しいかな。日本はまだサッカーが文化としてまだまだ根付いていない。だのに正攻法で戦って勝とうとする

僕も日本代表好きだし毎回毎回応援してるよ?だけどね、無理に決まってるじゃないか!そんなもん。あの手この手を駆使して、流したり虚をついたりの戦法を考える事が肝要なのである

でも。。いわゆる『自分たちのサッカー』で勝ってほしいなぁ。相手に合わせて勝つことばっかりじゃ夢がないじゃない? まぁ『自分たちのサッカー』って、どういうあれなのかよく分かってない部分もあるんですがね。。相手の力量を正確に把握した上で戦い方を決めるよりもまず自分たちのやり方に拘る戦い方に浪漫を感じるのは日本男児の奥底に眠るDNAなのか。いまだに戦艦大和に浪漫を感じる人々が多いのも日本という国の。。あ。この話、また今度にしよう。時計の針戻し過ぎた

戻そう

かようにアリスはインターナショナルスクールでアメリカンな教育を受けてきた事は先日のブログで述べた。アメリカと言えば討論が文化として根付いているディベート大国であるがゆえ、彼らは討論する事に慣れている。しかも何時間も連続で討論するのがデフォルトなのだ

端から見ると討論というよりは喧嘩してるようにしか見えないんであるが、彼らはそれを終えると何事もなかったようにフレンドリーな空気に戻る

わびさびな日本人の僕の感覚から見たら心では理解できん。が、頭では理解した

アリスと口喧嘩。。いや、ディベートで勝とうとしなければいいじゃないか!

流す。消える。眠ったフリ。忙しいフリ。色々テクニックはあるじゃないか!

それでも歯が立たぬ場合として、子供返りというテクニックとも呼べぬ荒技もある

『あなた、ブログの最後にいつも、xx KENSUKE SAITO って終わるじゃない?』

『うん』

『xの数の意味知ってる?』

『おぅ。。知ってるよ』

『xxxが恋人への愛情を示すの。xxは友達への愛情。で、xは不特定多数に向けるマークよ』

『ムッ!何が言いたい』

『あなたのブログは不特定多数に向けているでしょ?だから、xxで終わるんじゃなくて、xが正しいのよ?分かる?』

ムキャっ!

『そんなの百も承知だわ!いいんです!ブログ読んでくれている人は全員友達という気持ちです!愛ですよ!そんなのも説明しないと分からないんですか!』

討論出来ない人間に限ってヒートアップしやすい

『気持ちの問題じゃなくて、文法的に間違ってるのよ?』

アリスの言ってることは正しい、が!僕の変なプライドがボンバする

『いいよ!いいよ!じゃ、xxなんてやめてやる!』

『で?』

『これからは、x japan って書く!』

『あなた!それおかしい!』

『おかしくない!x が1つでしょうが!僕がジャパンでしょうが!僕は間違ってない!』

倫理は破綻してても良い。だって子供返りだもの。大事なのは勢いのみ

『違うでしょ!』

『違くない!アイアムジャパン!アイアムジャパン!』

『連呼してごまかさない!』

ムキャっ!ドドっ!ドどんどん!

『紅に〜染〜まった〜この俺をっ!』

『歌わない!』

『なぐさめる〜アリスは〜もうい〜な〜いっ!』

『替え歌しない!』

かように子供返りという荒技を使って話自体をちゃぶ台返しするというテクニックもある。老婆心ながら乱用は厳禁であるが、年に一回や二回くらいならいいんじゃないかな

しかし、、一度だけ

アリスと口喧嘩。。いや、ディベートでアリスが沈黙した時がある

一度だけだから、凄い覚えているんだ。。って言うのもなんか悲しいですが

あれはパリに住んでいた時だ

『アリス、絵を描くの止めているのは分かるけどさ、本当は描きたいんでしょ?』

『う~ん。でもなぁ、絵はなぁ。。本当に大変だし』

『ちょこちょこ描いていたりして、未練があるのは分かるんですよ?』

『でも、絵は私にとって大きなものだし、だから。。』

『やるんですか?やらないの?』

僕がイライラしてくる。ハッキリしないのは嫌いな性分なのである

『描くの?描かないの?』

『。。。』

『本気でやれないなら止め!時間の無駄じゃないか!』

『。。。』

あれ? 反論がこないのにびっくりした。どうした?

その日はずっと黙ってた。やべぇなぁ。言いすぎた。。

しばらくして、アリスは何か堰を切ったように描き始めた

『私、反論できないのが一番悔しいの。でも、あの時は反論できなかった』

『おぅ。。』

『そんな自分が悔しかった!だったら徹底的に向き合うって決めたの!』

『おぅ。。』

もう呆れちゃうくらい究極の負けず嫌いであるが、それ以来アリスの中にあった迷いは消えたようだ。そして徐々に、自分の心を深く見つめながらキャンバスに向き合う感覚を取り戻していったようだ

アリスの中で止まっていた時間を取り戻すように、必死にキャンバスに向かう時間が始まった。止まっていた時計の針が再び動き出したように

チク タク チク タク

パリからベルリンに引っ越した今もアリスはずっと描いている

チク タク チク タク

時計の針なんていつ止まるか分からない

 

だけど止まったらまた動かせばいい

IMG_5589

 

x japan

forever らぶ

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