〜番外編 by Alice〜 食を通して見えたチベット①

皆さん、こんにちわ!アリスです。

普段はけんちゃんが主体となって綴ってくれているブログですが、番外編として食べ物好きな私が今回のチベット紀行で食を通して見えたチベットに関してシェアしたいと思って飛び入り参加させてもらいます。

今回21日間中国四川省チベット自治区ガンゼ州のタンカアーティストPemaのお宅で制作しながら過ごしました。その間食事はPemaの奥さんが作ってくれたり街で食べたりしていました。

ガンゼに着いた初日の夜はもう到着した時、すでに夜10時を回っていて13時間の車の旅で完全に疲れ切ったみんなと一緒に近場のチベット食堂たるものに駆け込みました。

20190625_130453
チベットの肉まん, MOMO (モモ)*疲れすぎてピントがラー油にあっているのはあまり気にしないでください。
20190625_130525
ワールドワイドな食べ物、フライドポテト(ちょっぴりピリ辛風味)

 

この麺はチベット料理の中でもポピュラーな麺料理らしい。刀削麺のような平たい不揃いな麺がピリ辛スープに入っている。野菜はジャガイモと肉はヤクの肉。四川省だからなのかわりとピリ辛アレンジのものが多めでした。辛いもの好きの私には食べやすい辛さでした。油っこすぎず食べやすかった一品。Pemaに聞くとこによるとチベット民族自体はあまり辛い物は食べないのだとか。上の写真のチベットの肉まん、モモはジャガイモ入りと肉入りに分かれている。チベットは仏教の教えもありベジタリアンも多いので、肉が入っている料理と入っていないものがしっかり分かれている印象を受けました。私は個人的にジャガイモ入りのほうが好きだったな〜。

そして翌日。長旅で疲れていたのでゆっくり目の朝を迎えて、Pemaファミリーと一緒にお昼をいただく。

20190625_130732
野菜中心のおかずたち。
20190625_130802
そしてこちらはオーガニックヤクを軽く塩で茹でたもの。

この日は遠くからPemaの弟でチベット仏教の高僧でもあるTenzen高僧と他のラマの方々も来ていたので野菜中心のおかずたちでした。Tenzen高僧とその他のラマの方たちはベジタリアンなのです。チベット仏教徒や僧侶がみんなベジタリアンという訳でもなく、お肉を食べる信者や僧侶たちもいます。そして野菜のおかずの脇にでーんとヤクの塩茹でがありました。

「オーガニックなので是非食べてみて!」ということでいただいてみました。

牛肉と比べるとクセが強めでワイルドな感じ、強そうなお肉!という感じ。

肉自体もしっかりした質感のお肉。一緒に生活する中チベット民族の生活にはヤクの存在が大きいことを感じました。食べ物だけではなく、お寺のろうそくもヤクのバターでできています。ヤクがチベットの人々の生活から垣間みえました。

そしてこちらが噂のヤクさん(チベット語でヤーユー)

ヤクさん迫力あります。でもおとなしく荒れることもなくチベット民族の村に溶け込んでいます。私たちがいた場所ガンゼは標高3500m。ヤクたちはガンゼより少し標高の高い4000mくらいの場所に多くいました。

夜はPemaの奥さんがおうちで作ってくれたヤクのシチューを饅頭といただきました。

20190625_131035
少しピリ辛ヤクシチューwith饅頭
20190625_142321 (1)
Pema宅のキッチン。マキで火をたく昔ながらの厨房。

そしてこの写真がPema宅のキッチン。装飾の絵はPemaが友達4人と一緒に描いたそうです。すごく素敵なキッチンでした!私はこの空間がすごく好きでした。ここのキッチンは昔ながらのマキで火を起こして使うスタイル。チベットのキッチンはこういうものが多いんだとか。最初は「なんでマキで火を起こすんだろ〜?ガスとか電気コンロはつかわないのかな〜?」って思っていたのですがその謎もあとあとすんなり解けました。そう、この地域、水が止まることや電気が止まることが頻繁に起こるのです。数日間もどらないこともしばしば。そんな時は復旧を待つしかないのです。なので、電気コンロだけに頼っていると電気が止まると料理もできない、お湯も沸かせなくなってしまうので昔ながらのマキで火を起こすスタイルが今でも残っているのだと思います。

20190625_132304 (1)
けんちゃんコネコネチベット料理「ザンバ」製作中

標高3500mの地に来た私たち。最初のうちは標高の高さになれなくて、フラフラしたりクラクラしたり。けんちゃんは特にグロッキー期間が長く、頭も痛いと。。。おーっと。。。。完全に高山病。。。でも高山病は寝てても治らないので慣れるしかないのです!ほんとにゆっくり動く。疲れたら休憩する。たくさんの深呼吸。そういうのを重ねて体を慣らしていきます。この高さにいると信号が変わりそうで急いで小走りで渡るとか、絶対やめたほうがいいです!軽く呼吸困難になります。酸素不足でくらっときます。普段やっている行動をしっかり見つめ直さないといけないな〜と思いなおす日々でした。

そんな中けんちゃん頭痛がひどいので、Pemaが「こういう時はザンバが効くよ!ザンバを作って食べなさい。」と。

「ザンバ」とはチベットのバター茶と大麦粉をまぜてこねこねしたもの。それをそのまま食べるのです。チベットではこの小さな器にバター茶(ヤクのバターを溶かし込んだミルクティーのようなもの)をいれて大麦粉をまぜて手でこねる。大麦粉は小麦粉と違うのはグルテンフリーなとこ。朝ごはんによくバター茶とこのザンバを食べることが多いみたいです。栄養素も高く腹持ちもいいので、長旅の前などにも最適だとか。Pemaいわく遠出する時、しっかりザンバを食べれば数日食べなくても平気だそうです。これは高山病や頭痛にも効くということでけんちゃん挑戦!私もちょっと食べてみました。お団子のようにしてお口に放り込むのです。味は甘くないきな粉ボールのような感じ。質感は芋ようかんのようなかんじでした。けんちゃん元気になりたい一心でしっかりザンバをいただきました。そしたらちょっとたったらなんと頭痛がよくなってきたって!よかった〜〜〜!ふむふむ。高原に住む人たちの知恵だな〜っと感じました。

xA

食を通して見えたチベット②につづく

 

〜番外編 by Alice〜 食を通して見えたチベット①” への1件のフィードバック

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中